俺は恐かったんだよ。スイスボーグジャパンにアポイントを取るのが。

だって、勝手にswissborg.loveなんてドメインのサイトや、スレイブボーガーなんて造語を作っちまってさ。

参照:スイスボーグでウン万損した男にインタビュー【ビットコイナーR】

とにかく恐くて、このアカウントのことは伏せて訪問しようかとも考えたけど、一旦Twitterでジャブを打ってみることにしたんだ。

そしたら、インフルエンサーたちが(たぶん面白がって)いいねを押してプレッシャーをかけてくれたり、何だかんだで、

swissborg-iine-twitter

スイスボーグジャパン代表、「ミスター裏切りましょう」こと谷上氏が、上述した不安を見事に裏切ってアポに応じてくれることになったんだ。

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谷上さんに話を聞ける貴重な機会だったので、(スレイブ)ボーガー達から意見を集ってオフィスに伺うことにしたんだ。
※今後も伺うことがあるかもしれないので、ぜひ質問や不満などがあれば以下リンクにあるフォームに書き込んで欲しいです。

スイスボーグに聞きたいことはないですか?

頂いた質問や不満、個人的に知りたいことを谷上氏に聞いてきたので、SwissBorgに疑問を感じている人はぜひご覧ください。
※もしスイスボーグについてあまり知らない人は以下の動画を見てもらってから進んでもらうと良いと思います。

SwissBorg(スイスボーグ)の概要

スイスボーグの動画を見て分かる通り、「本当に実現できるの?」とハテナマーク出まくりの壮大なことをやろうとしています。短くまとめますね。(知ってる方は読み飛ばしてください。)

SwissBorgが考える社会的な課題

プライベートバンク、ヘッジファンドなどのウェルスマネジメント(資産管理)サービスは、富裕層(例えば100万ドル以上資産を持っている人)しかアクセスできません(サービスを受けられない)。

実現したいこと

限られた人しかアクセスできなかったウェルスマネジメントサービスに対して、大きな資産を持っていない人が、スマホなどで簡単にアクセスできるような世界を実現したいようです。

市場機会(Market Opportunity)

現在、富裕層の世界人口は1%以下で、世界資産の35%を所有していると言われています。そこに属さない99%の人が65%の資産を持っています。スイスボーグは、古き良きファンドがターゲットに出来なかった後者の層にもリーチします。

仮想通貨の市場規模(Market Size)

他の市場と規模を比較してみると、仮想通貨市場にはまだ伸びしろがありそうに見えます。

市場 時価総額
仮想通貨 3700億ドル
70兆ドル(アップル時価総額9000億ドル)
債権 200兆ドル
ネットバブル 5兆ドル

SwissBorgというソリューション(解決策)

上述した課題を解決するため、SwissBorgはCHSBトークンを発行し、ICOを実施しました。トークンの独自性として、メリトクラシーを掲げ、参加意識の高い投資家・良い提案をする投資家に対して報酬を与える仕組みを作っています。具体的に実現されているものとして、リファレンダムがあります。これはSwissBorgプロジェクトの方向性を決めるための投票で、投票を行った投資家には報酬が与えられました。(次回は6月を予定しています。)

スイスボーグがCHSBを利用して実現しようとしているものは他にも沢山あり、

  • ウォレット(税金の計算など補助的な機能を持つ)
  • ファンド運営
  • 金融アドバイザリー
  • デジタルID
  • アセットトークン化
  • 取引所(仮想通貨に限定しない)
  • ICOプラットフォーム
  • ポートフォリオマネージメント(ETF等に限定されないロボアドバイザーのようなもの)
  • ペイメント

を包括した総合金融サービスを作ると宣言しています。

「こんなに沢山できるの?欲張っちゃったね」そんな思いが拭えないまま取材はスタートしました。

スイスボーグジャパンでの取材開始

スイスバーグ
本日はお忙しい中、お時間を作っていただきありがとうございます。

Ken Yagami
お越しいただきありがとうございます。

スイスバーグ
へ、変なウェブサイト作っちゃってすいません。へへへっ・・・

Ken Yagami
いえいえ、大丈夫ですよ。

CHSBトークン・スイスボーグについて

スイスバーグ
CHSBトークンについて教えてください。投資家がリファレンダムから報酬を得る仕組みを持っていますが、CHSBはセキュリティトークンでしょうか?

Ken Yagami
マルチユーティリティトークンと定義しています。報酬を得る仕組みもあるのですが、通常の支払いでの利用も可能になる予定です。例えばFuzexと提携をしており、CHSBを利用したカード支払いなども実現する予定です。マルチユーティリティトークンとして、いかにユーティリティを増やしていくかを社内で議論しています。法令に柔軟に対応していく体制を用意しています。

スイスバーグ
リファレンダムの報酬はどこから捻出されているのでしょうか。

Ken Yagami
ICO時に全てのトークンを配布した訳ではなく、スイスボーグの持分があるため、そこから捻出されています。

スイスバーグ
日本は仮想通貨の規制が他の国より厳しい印象ですが、取引所やペイメントなどの実現は可能でしょうか。

Ken Yagami
各国の規制の中で実現出来ることを優先的に実現します。例えば取引所は、日本での実現は時間がかかるため、まずは他の国で立ち上げるなどの対応が考えられます。

スイスバーグ
将来的にイーサリアムネットワーク上ではない独自のネットワークをひく予定はありますか?

Ken Yagami
検討対象として議論はされましたが、直近の優先度としては高くないという判断で、開発など別の箇所に優先的にリソースを割り当てています。

スイスバーグ
CHSBの競合と認識しているトークンはありますか。

Ken Yagami
仮想通貨の時価総額ランキング上位に投資するファンドのような通貨もありますが、スイスボーグとはターゲットや規模が異なるため、脅威には感じていません。

スイスバーグ
BitmainがSwissBorgに投資したというのは事実でしょうか。投資した対象はエクイティ(株式)でしょうか?CHSBトークンでしょうか?

Ken Yagami
トークンです。Bitmain社はトークンへの投資だけではなく、SwissBorgが予定しているアジアツアーにも同行します。余談ですが、今回のアジアツアーには複数社、具体的にはマイトークン(100万人のアクティブユーザを持つアプリを開発している企業)、トンティトラスト(ブロックチェーン上で年金を管理する企業)などが同行します。目的としては、関係を深めシナジーがあれば提携を進める・新規ユーザへのリーチ・ツアー費用の削減が挙げられます。

スイスバーグ
以前、SNS上で「3月末に上場を予定している出来高の大きな取引所」が発表されていましたが、取り下げになった理由は何ですか?

Ken Yagami
確かに上場を検討していましたが、他の通貨を調査した結果、流動性が想定よりも低く上場をするメリットが少ないという判断となり、取りやめになりました。

スイスバーグ
会社としてスイスボーグはどのように収益をあげるのでしょうか?

Ken Yagami
基本的には、ファンドと同様の手数料ビジネスです。ただし、一般的なファンドに比べて対人ベースで処理することや、そもそもの手続きが少なくなることから、手数料は安くなります。もちろん、母数を増やすことでコストを安くすることが出来る仕組みのため、多くの投資家に参加してもらう必要があるという前提があります。

SwissBorg(スイスボーグ)の課題

スイスバーグ
多くの投資家を集める必要があるという話も出ましたが、SwissBorgのマーケティングはあまり上手くない印象です。

Ken Yagami
マーケティングは私たちにとって大きな課題です。スイスとのミーティングで毎回話題にあげ、改善方法を模索しています。現状マーケティングの担当者が、同時に他のタスクを実施しており、手が回っていない部分も多いため、マーケティングやコミュニケーション専用の人材確保を調整しています。

スイスバーグ
スイスボーグが認識している課題として、他に何がありますか?

Ken Yagami
各国ごとの規制に対応しながらサービスを展開することです。専門家と共同し、柔軟に対応していく予定です。また、プラットフォームを開発するためにある程度時間がかかることです。エンジニアの採用を活発に行なっており、開発を進めるのと同時並行で必要な体制を整えています。

スイスバーグ
ICOからかなり割れているスイスボーグの価格的な課題についてどう考えますか?

Ken Yagami
あまり答えたくない質問ですね・・・ただ、私も1投資家なので、ICOに参加された皆様が価格に関して快く思っていないことは承知しています。他のトークンで行われているようなバイバック(自社による買い支え)などを行えば、価格を上げることは可能だと考えていますが、価格操作を行うことはCHSBの信頼を無くすことに繋がるため、実施しない方針です。新規の顧客を獲得するためのマーケティング活動、プロダクトとしてシナジーを発揮できる提携先の確保、製品開発、コミュニケーションの活性化など本質的にCHSBの価値を高める活動を引き続き行なっていく予定です。アジアやヨーロッパツアーもその一貫になります。

スイスバーグ
今現在で目標として設定している時価総額やトークンの単価を具体的な数字で教えていただけますか?

Ken Yagami
これはスイスボーグジャパンの代表ではなく、1投資家として個人的な回答とさせて頂きたいのですが、単価が1スイスフラン(110円程度)になるまでは売るつもりはありません。

スイスバーグ
・・・(R氏と同じこと言ってる)。その目標価格ですが、どれくらい時間を有すると考えていますか?

Ken Yagami
地合いにもよりますが、2-3年はかかると考えています。

コミュニケーション・マーケティングについて

スイスバーグ
チーズフォンデュ飲み会など身内/社内で活動している情報を積極的に発信する予定はあるか?パーティーについて良く批判されていますね。

Ken Yagami
投資家は差別せず、フェアに扱いたいと考えています。パーティーと批判されていることは承知していますが、SwissBorgとしてはマーケティングの意味合いと投資家へのプレゼン機会だと考えて実施しています。お時間ある方は、7/25銀座のWeWorkでイベントをする予定なので、ぜひどんな内容か見に来てください。

スイスバーグ
私自身もパーティー見に行ってやろうとネガティブな気持ちで会場に行ったことがありましたが、そこで見たプレゼンが素晴らしくSwissBorgのことを一層好きになったのでオススメです。

Ken Yagami
ありがとうございます。

スイスバーグ
英語での資料は十分なのですが、日本語の情報が少ないと感じています。なるべく同タイミングで日本語情報を流していただくか、コミュニティを統括する役割の人が必要でないでしょうか?

Ken Yagami
私たちも同様の認識を持っています。現在、日本語のコンテンツとしてYoutube動画の第2弾やドキュメントを作成しています。アジア・ヨーロッパツアーが終了する頃には、日本語でコミュニケーションを取ることができる人員も整備出来る予定です。

スイスバーグ
本日公開されたRedditで報酬を与えるシステムについて教えてください。

Ken Yagami
SwissBorgは、Redditで有用な発言をした方(具体的にはupvoteを多く獲得した方)に報酬を与える仕組みをテストすることにしました。これはメリトクラシーを掲げるSwissBorgにとって有用な方法だと考えています。今後、このテストを通して出て来た課題をもとにコミュニティにとって最適な形に変更していく予定です。

今後のスケジュールについて

スイスバーグ
trelloが非公開になった理由はなんですか?

Ken Yagami
現在、進捗をアップデートしており、その関連で一時的に非公開にしています。

スイスバーグ
ロードマップに2019年b2c仮想通貨取引所設立がありますが進捗はいかがでしょうか。

Ken Yagami
開発スケジュールの詳細は明後日予定しているスケジュールアップデートで報告しますが、基本的にはできる限りロードマップ通りに実施していく予定です。ただし、規制の変更など状況は変化しますので、優先度をつけて必要なところからサービスを開始していくイメージを持っていただけると良いかと思います。

スイスバーグ
すでにプロジェクトとしては実際に動き出しているのでしょうか。また他の取引所と比べてswissborgならではの差別化出来そうな箇所はありますか?

Ken Yagami
スイスボーグは、単なる取引所ではなくポートフォリオの提案なども行います。またデジタルIDを利用し、仮想通貨以外のアセットもその中で取り扱うことが出来るようにする予定です。

スイスバーグ
デジタルIDについて、Redditを見ているとC-Share(MME)のようなものを期待する投資家がチラホラ見受けられますが、実現できそうでしょうか。

Ken Yagami
現状では、未公開株などが対象になる可能性があると考えています。仮想通貨の文脈が一般的になれば、他の資産についてもブロックチェーン上で管理し、ポートフォリオに組み込める時代が来ると期待しています。

スイスバーグ
フランスでICOをするかもと話題になった資産トークン化プラットフォームですが、内容を確認したところ、デジタルIDの世界観を持っているのかなと想像しましたがいかがでしょうか。

Ken Yagami
まだ確定していないので、回答が難しいですが、実現したいものはそういった内容だと思います。

愚問

スイスバーグ
スイスボーグはスキャムですか?

Ken Yagami
・・・(苦笑い)

スイスバーグ
えっと、先日ICOの価格を大きく割ったトークンやスキャムの通貨をまとめた記事が拡散されてたので、この質問をした人はその影響でスキャムと思っちゃったんですかね・・・

Ken Yagami
確かに価格が下がっている中、不安になるのは分かります。ただスキャムではないです(笑)

スイスバーグ
ですよね。次の要望はぜひお願いしたいです。「裏切りましょう」を着信音にしたいですとのことです。

Ken Yagami
(スマホに着信)すいません・・・少々お待ちください。

スイスバーグ
・・・

Ken Yagami
失礼しました。他に何かありますか?

スイスバーグ
えっと・・・

スレイブボーガー歓喜の瞬間

今回の取材、好きコインCHSBの発行元であるSwissBorg運営陣がプロジェクトを真摯に進めていることを知ることができ、個人的に大変満足いくものになりました。

「裏切りましょう」の音声は残念ながらゲット出来ず悔しい思いもしましたが、何より欲しかったTシャツを無事ゲットすることができました。

そして、Tシャツについて谷上氏と会話をしていると、

「Tシャツの在庫が無くなったから、次回はこのデザインを入れて作る予定なんだよ」

と携帯で現在作成中のデザインを見せてくれました。そこに・・・

slave-tshirt

スレイブボーガーTシャツが出来るかも🚀🚀🚀🚀

「スレイブボーガーってワード気に入ってて」とコメントを頂きました。

以上です。恥ずかしがりやさんのスレイブボーガーでした。

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